2016年9月7日

携帯電話の契約時トラブル事例

 
(1)新規契約時のトラブル事例

 
4年ほど前、さいたま市内のSBショップで、息子(当時高校1年生)のiPhoneを新規契約。
その際、店員に「紹介者も基本料金が1年間無料になるキャンペーンを実施中」と紹介された。
「家族でも適応になるのか」と確認したら
「家族も適応になるので、ご主人様が1年間無料になる」と言われた。
 
しかし、翌月確認すると、基本料金は通常どおり引き落とされていた。
そこでカスタマセンター(CS)へ電話し確認。
すると、「家族の紹介は該当しない。よって無料にならない」と回答される。
「いや、店頭で家族も適応になると言われた」と差し戻す。
CSは「確認して折り返す」と言い、電話を切られた。
 
翌日CSから電話。
「やはり該当しない。店員の案内ミスなので、無料にはできない」との回答。
正直、SBの電波の悪さに辟易しており auへMNPしても良いかなと思っていたので、
「いや、それでは話が違う。だったら契約を解除する」と差し戻す。
CSは「検討して折り返す」と言い、電話を切られた。
 
さらに2日後、
「今回に限り1年間の基本料金を無料にする。
ただし、キャッシュバックという形で来月一括で振り込む」
との回答にて決着。翌月キャッシュバックされた。
 
その際、どこの店か、店員の名前や風貌などを細かく聞かれた。
あの店員さん、どうなったのだろう・・・
 
結局、「家族は該当しない」が正解だったのだが(店員の誤解)、
こちらとしては当てにしていたので、最後まで突っぱねました。。
これってクレーム? いや明らかに店員側のミスですよねぇ・・・?
 

 
(2)機種変時のトラブル事例
 
2016年4月、さいたま市内の家電量販店内のauショップにて
息子のiPhone5をiPhone6Sへ機種変。
 
その際、「auウォレットに新規申し込みしてくれたら、15,000ポイント分還元する」
と言われたので、加入手続きを行なった。
3000ポイントを5ヶ月に分割してもらえるという。
 
auウォレットは、クレジットカードと同じように使えるプリペイドカード(ややこしい)で、
1ポイント=1円として店頭の買い物に使用できるもの。
マスターカードの使える店ならどこででも 15,000円分の買い物ができるというので
楽しみにしていた。
 
翌月、別のauショップでポイントの確認をしてもらったら、
しっかり3000ポイントチャージされていた。
しかしその後、翌月になっても翌々月になっても次のポイントがチャージされない。
変だなと思い、CSへ問い合わせた。
 
すると・・・
「現在そのようなキャンペーン(3,000pポイント×5回の還元)は行なっていない」と言う。
詳しく契約時の状況を説明しても埒が明かず、
「こちらでは これ以上わからないので買った店に聞いてくれ」と突っぱねられた。
この手のキャンペーンは、店舗ごとに独自に行なっているらしい。 

しかたなく、買った家電量販店内のauショップへ電話。
説明するも、やはり「そのようなキャンペーンは存在しない」と言われる。
引き下がるわけにもいかないので、
「そんなはずはない。家族3人で間違いなくそう聞いた。どうにかしてくれ」と畳む。
「一度店頭へ来てもらわないとこれ以上対応できない」というので、速攻店へ乗り込んだ。
 
最初から説明しても、対応した係員は「おかしいなぁ」を繰り返すばかり。
契約時の店員は辞めたというので、あちこちに問い合わせて調べてもらうと、
ちょうど2016年4月末で終了した同様なキャンペーンがあったようだ。
本来は「最大5ヶ月(15,000ポイント)還元」というもので、
契約したのが4月だと、1ヶ月分のみ(3000ポイント)の還元だったらしい。
それを 店員が勘違いをして、15000ポイント還元すると言ってしまったのでは?
との見解で決着した。
 
しかしこれでは、キャンペーンに該当しないため、15000ポイントはもらえないという。
いやいやいや、こちらとしては間違えなくそう聞いたし、当てにしていたのだ。
「このままでは帰れない」と、突っぱねる。
 
係員は、浮かぬ顔をしながらもあちこちに電話をして、頭を下げている。
そして、なんとか無事15000ポイントをチャージしてもらえることになった。
 
こちらとしては当然だと思っているが、結果的に多くの人の手を煩わしてしまい、
結果的にクレーマーみたいになってしまった。
元々が口約束だったために、話の出処すらわからず、
みんなが不確かな情報のみで右往左往することになってしまった。
 

教訓:
特典について説明された時は、必ず契約書に一筆入れてもらうこと。
担当者の名前も聞いておくこと。